ホスピタリティちょっといい話

卒業生からのサンキューレター

 

こんにちは。 今日は卒業生からの手紙をご紹介します。 

 

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韓国語版 Homepage の「在校生・卒業生一言コーナー」に寄せられた文;

 

< 一度東日文は永年に東日文 > 高銀英 (2006-04期生;文化服装学院進学)

 

先週は東京日本語文化学校のホームカミングデーに行き、

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

久しぶりお目にかかる先生方、共に学んでいた同窓生たち・・・

まるで2年間という時間が流れてなかったかのよう、

今でも毎日通っている私の学校といった身近な感じ・・・

私に東日文は日本の故郷、その存在です。

いつでも訪ねるといつでもそこにあって、暖かく迎え入れてくれる心優しい先生方、

そして多分いつまでも、これは変わらないだろうなと信じられる我が家族の雰囲気・・・

日本という外国での生活からくる寂しさ侘びしさ全てを忘れさせてくれます。

心の安らぎ場と言えばよいのでしょうか。

  

ホームカミングデーといった大きな行事を終え、

先生方はじめ、色んな関係者の方々がどんなにお疲れでしょうと思っていたところに、

昨日は、手書きの住所が記された郵便が一通届きました・・・また感動でした。

学校新聞と共に入っていた葉書には一言の韓国語~東日文に入学した

最初の頃は日本語が上手くできず、韓国語で話をするしかない日も多かったのですが、

あっという間に日本語のみで!という話になり、本当に頑張りました・・・

初めて見た、見慣れない手書きの韓国語が何故か懐かしくて・・・

 

世の中に、こんな学校ってまた有りますでしょうか。

卒業してからもその縁は切れるどころか、私の心の故郷の名に相応しく常に繋がっている、

この特別な関係。単純に日本語を習得して修了して出たら忘れてしまう学校ではない、

いつまでもいつまでも私の中に、大事な存在として生き続ける心の故郷。

私はこんな東日文の卒業生であることがとても幸せです(^^=

 

卒業生たちに、又新しく思い出を作ってくださったホームカミングデー、

その準備に骨を折られたはずの学校関係者全員の方々に、

こうしてWEBサイトを利用してでもお礼が伝えられたら幸いと存じます。

 

(只、韓国語での入力~和静先生の翻訳が必要となってしまいましたね^^;)

 

 

 

 

 

大きな木から学ぶこと

小さい頃、家にあるものや学校の図書館などで慣れ親しんでいる童話本。
でも、大人になって読み返してみると、小さい頃には気付かなかった想いが出てくることありませんか?

以前紹介した『ハチドリの話』。初めてこの話を読んだときには、すごく心に響きました。

私が知っている童話で、もう一つ、考えさせられる童話 『大きな木』 があります。
この 『大きな木』 は、大阪校のテーマパーク科1年生が毎年成果発表で演じられています。
小道具は、台ひとつだけ。演じる学生たちは、主役以外は全て真っ黒な衣装。体を前面に使い、『大きな木』を演じています。毎年1年生が演じているのですが、そのクラスごとに音楽や照明に微妙な違いがあり、工夫が凝らされているのと一生懸命さが伝わる舞台です。
この授業を通して、チームとしてまとまることの大切さ、人への思いやりの気持ちを養っていきます。

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実際のストーリー…気になりますよね?簡単にお話しすると…。


昔、りんごの木があって、ぼうやと仲良しでした。
ぼうやは木と遊び、木が大好きで、だから木もとてもうれしかった。
時は流れ、ちびっこだったぼうやは成長して大人になり、木に会いに来なくなります。
ある日、大きくなったぼうやが木のところへやってきました。木は昔のように遊んでおいでよと言いますが、ぼうやは言います。「かいものが してみたい。だから おかねが ほしいんだ。 おこづかいを くれるかい。」
木はりんごの実をすべて与えます。
次に大人になったぼうやは家を欲しがり、木はその枝を与えました。
年老いたぼうやは旅行をしたいといい船を欲しがります。木はついにその幹を与え、切り株になってしまいました。

 

あなたは、この話から何を考えますか?
無償の愛と感じる人もいるでしょう。
でも、この木がしたことは、ぼうやにとって本当に良かったことだったのでしょうか?

この話を読むと、『ホスピタリティ』の考え方も、少し似通っているところがあるな~と実感するのは、私だけでしょうか?ホスピタリティと思って接したことが、実は相手にとっては不快に思うことだったり…。その人のことを思うあまりやりすぎてしまったり…。
 

そんな経験はありませんか?


私は以前、テーマパーク分野で働いていた際に、多くの身障者のお客様にお会いすることが出来ました。
そんな出会いの中で、身障者のお客様は必ず手伝いが必要と勝手な思い込みでサポートに入っていた私ですが、「自分で出来るので大丈夫ですよ」といわれ、「あっ行き過ぎたサービスになっていたんだな?」と気付かされた経験があります。
自分で出来ることは自分でする。そう頑張っていらっしゃる方に対し、過度のサービスは確かに行き過ぎであったと後で反省したことを覚えています。
 

ホスピタリティと言われるおもてなしは、相手もそして自分も心地よく思えるサービスが、初めてホスピタリティといえるのでしょうね。自分が無理矢理に、過度なサービスをしていても、または、相手が望んでいないのにサービスをしていても押し付けのサービスになり、お互い心地の良い環境ではないですよね。
そうなってしまえば、ホスピタリティにはつながらないのでしょう。


ホスピタリティを発揮するには、相手の目線に立った考え方が大切。
 

簡単なようですが、なかなか難しいということですよね。
でも、何事も相手を想う気持ちがあれば、例え失敗した(相手にとってやりすぎてしまった)としても、次に活かせると思います。失敗を恐れず、ぜひチャレンジしてみてください。
 


それにしても、この大きな木の対象年齢が7~8歳児が対象ということにビックリでした私です。
恐らく、読む世代や環境によって読み手の捕らえ方は変わってくるのでしょうね。

ぜひ一度お読みになってあなたなりの考えを聞かせてもらいたいものです。

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大きな木
 

本気を試す。ハートプログラム

皆さん、新年があけ、いかがお過ごしでしょうか?
学園は、学生たちの声でにぎやかになっています。

さて、今日は「本気を試す。ハートプログラム」という話題でお話ししようと思います。
皆さんは、野外研修センターで活動をされたことはありますか?
野外研修センターというと、イメージはボーイ・ガールスカウトで飯ごう炊飯や様々なアクティビティなどの野外活動が浮かびませんか?
私もそうでした。しかし、それだけでなく、企業等の研修として使われることもよくあるようです。もちろん、通常の研修ではありません。野外に出るのです。

以前、数名の教職員で能勢野外研修センターのハートプログラムという研修に参加しました。研修は、ジャージに運動靴姿で受けます。そこで、様々なアクティビティに参加しました。

まずは、フラフープを使ったトレーニング。全員で輪になり、両手の人差し指を前にだします。その上にフラフープをのせます。そして、全員でバランスを崩さず、地上へおろすといういたって簡単なもの。しかし、やってみると意外と難しい。左に動いたり、下に下ろそうとしているのに、かえって上に向ってあがっていったり…。全員で声がけをし、バランスを保ちながら、地上に降ろしたのは、何回か失敗してからのこと。

午後は、そんなトレーニングを行い、楽しみながらやっていました。しかし夕食後、体育館へ呼ばれ、行くとそこには3mくらいのロッククライミング用の垂直な壁が…。ペアを組み、命綱をまき、ロッククライミングが開始されました。
最初は快調に進んでいても、その内、普段使っていない筋肉が震えてきます。そして、「もう進めない、やめたい」という気持ちが出てきます。でも、そんな時に、下で声をかけてくれる仲間。「左に足をかけてごらん!」「もう少し、頑張れ!」。この言葉を聞くと、なぜか元気が出たのを覚えています。何とか登ったときには、「登れた~」という達成感と共に、仲間たちに感謝しました。

自分で諦めず、本気で壁に向き合った後の達成感と、仲間の思いやりのある言葉、仲間との信頼関係を誰に教えてもらうことなく、自分で気付く。これがこの「本気を試す。ハートプログラム」です。

 

 

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当学園では、入学式後、このハートプログラムを組み込んだ、1泊2日の新入生オリエンテーションがあり、そこで最初の授業が始まります。各科のカリキュラムやお辞儀の練習などのマナー指導はもちろんですが、第一の目的は、自分に打ち勝つ強い心を築くことと、クラスメイトとの思いやりの心を育むこと。

毎年、ここから、2年間一緒に歩む仲間たちとの最初の一歩が踏み出されていきます。
ここで得た大切な何かを忘れず、2年間大きく成長してほしいものです。

能勢研修センターホームページ

東京日本語文化学校(東日文)のイー・ホァジョンさん

東京日本語文化学校(東日文)の総務で働く 李和静(イーホァジョン) さんは、

1995年、日本語学校で勉強する為に初めて来日し、1年後、帰国しました。

その後、「母国の大学院で言語発達心理学を研究していたんですけど、

日本語を覚えるにしたがって、英語を忘れてしまいましたよ」 と、残念そう。

1998年、日本語を勉強する為に、再び来日しました。 

「東日文で働き始めたキッカケは、大好きで尊敬できる東日文の先生方と知り合いだったということが

大きく影響していますね。 たくさんの良い友達にも恵まれ、それが私の宝です。」

「日本語学校は学生全員が外国人という特別な世界で、良い意味で、

先生方は仕事とプライベートの線引きをせずに学生のケアをしているので、とても大変な仕事ですよ。」

「社外の方から 『とても良い学校ですね』 と言われることも多く、とても嬉しいです。」

 

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ところで、国籍によるパーソナルスペースの感じ方の違いですが、韓国人は日本人より近いそうです。

「友達と話すときに、距離が近過ぎて、変な風に思われたことが何度かありましたね。」 

と ホァジョン さん。 最近になって、ようやく日本人のパーソナルスペース感覚にも慣れてきた様です。

「それから、韓国ではハッキリ言う事が美徳とされ、キツイ性格だと勘違いされることがありますが、

台湾の人達はいつもニコニコしていて、文化の違いを感じます。」 

少しでも韓国の文化を理解して欲しいと日本人学生に韓国語を教えているファジョンさん。

特に助詞の使い方に慣れるまでは大変で、私はパンよりゴハンの方好きです ⇒ ~ ゴハンの方

など(後者が韓国語)、多くの事例がある様です。

「私の夢は、本格的に勉強して日韓辞典、日本文化などを紹介する本を出したい!!」

「座右の銘は、人を信じることでです。 裏切りが一番嫌いです。」

「私は、未来の国づくりを担う学生を育てる為に、優しさだけでなく、

厳しくすることも “ホスピタリティ” だと思います。」

ホァジョンさんの鋭いまなざしの奥は、キラキラと優しく輝いていました。

 

 

 

 

ホスピタリティつながり

当学園の講師陣の中には、トラベルジャーナル学園を卒業し、業界で活躍後、講師として学園に帰ってくる方が多くいます。当学園の特長ともいえるかもしれません。

「将来また先生としてトラベルジャーナル学園に戻ってきたい。そして、自分の経験を、後輩達の進路相談に役立てたい」と考え、業界を経て、現在、熱く教鞭をふるっていらっしゃいます。

ありがたいことに、今の在校生の中でも既にそういう意見が出ているほど。
その中でも、「先生たちが楽しそうに生き生きと働いているから」という意見を耳にします。

『子は親の姿を見て育つ』とよく言いますが、学生たちも先生方の教壇での姿をよく見ているものですね。
時には、「先生~そのアクセサリー先週もつけてなかった?」などと鋭い突っ込みもある場合も(笑)。

先生方は、学生たちにとって、業界の先輩であり、人生の先輩でもあり、憧れの存在なのかもしれません。そんな人が、自分の身近で生き生きと働いている姿を見れば、「自分もそうなりたい」と憧れるのかもしれません。

もちろん、その先生たちの生き生きと働く原動力は、学生なんです。
卒業式の時、「先生に出会えてよかった」「2年間本当にお世話になりました」と成長した学生たちからの感謝の言葉を聞くたびに、「また来年も頑張ろう」って思えるそうです。

そんなホスピタリティのつながりが当学園ではあちらこちらで見つけられます。
先生から学生へ。先輩から後輩へ。学園から業界へなどなど、今日もホスピタリティのつながりは日々、学内・外でつながっているようです。

 

【三代にわたっての教職員つながり】

左から高田先生(広報室)、篠原先生(教務室)、大塚先生(学生室)

篠原先生の担任が高田先生、大塚先生の担任が篠原先生と三代に渡ってつながっています。
とっても仲がよく、快く写真撮影に応じて頂きました。

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