本気を試す。ハートプログラム
皆さん、新年があけ、いかがお過ごしでしょうか?
学園は、学生たちの声でにぎやかになっています。
さて、今日は「本気を試す。ハートプログラム」という話題でお話ししようと思います。
皆さんは、野外研修センターで活動をされたことはありますか?
野外研修センターというと、イメージはボーイ・ガールスカウトで飯ごう炊飯や様々なアクティビティなどの野外活動が浮かびませんか?
私もそうでした。しかし、それだけでなく、企業等の研修として使われることもよくあるようです。もちろん、通常の研修ではありません。野外に出るのです。
以前、数名の教職員で能勢野外研修センターのハートプログラムという研修に参加しました。研修は、ジャージに運動靴姿で受けます。そこで、様々なアクティビティに参加しました。
まずは、フラフープを使ったトレーニング。全員で輪になり、両手の人差し指を前にだします。その上にフラフープをのせます。そして、全員でバランスを崩さず、地上へおろすといういたって簡単なもの。しかし、やってみると意外と難しい。左に動いたり、下に下ろそうとしているのに、かえって上に向ってあがっていったり…。全員で声がけをし、バランスを保ちながら、地上に降ろしたのは、何回か失敗してからのこと。
午後は、そんなトレーニングを行い、楽しみながらやっていました。しかし夕食後、体育館へ呼ばれ、行くとそこには3mくらいのロッククライミング用の垂直な壁が…。ペアを組み、命綱をまき、ロッククライミングが開始されました。
最初は快調に進んでいても、その内、普段使っていない筋肉が震えてきます。そして、「もう進めない、やめたい」という気持ちが出てきます。でも、そんな時に、下で声をかけてくれる仲間。「左に足をかけてごらん!」「もう少し、頑張れ!」。この言葉を聞くと、なぜか元気が出たのを覚えています。何とか登ったときには、「登れた~」という達成感と共に、仲間たちに感謝しました。
自分で諦めず、本気で壁に向き合った後の達成感と、仲間の思いやりのある言葉、仲間との信頼関係を誰に教えてもらうことなく、自分で気付く。これがこの「本気を試す。ハートプログラム」です。
当学園では、入学式後、このハートプログラムを組み込んだ、1泊2日の新入生オリエンテーションがあり、そこで最初の授業が始まります。各科のカリキュラムやお辞儀の練習などのマナー指導はもちろんですが、第一の目的は、自分に打ち勝つ強い心を築くことと、クラスメイトとの思いやりの心を育むこと。
毎年、ここから、2年間一緒に歩む仲間たちとの最初の一歩が踏み出されていきます。
ここで得た大切な何かを忘れず、2年間大きく成長してほしいものです。






